『奇跡講座』とは何か?
[以下は、JACIMからの補足]
上記5つの項目を読んで、『奇跡講座』とはかなりネガティブな教えだと思ってしまう人々がいます。けれども、ただネガティブだというわけではなく、『奇跡講座』においては、「ネガティブ」と「ポジティブ」という概念の分け方自体が他の思考体系とはかなり違っている、ということです。 思想や哲学における分類の指標の一つとして、「性善説」と「性悪説」という区別がありますが、それを『奇跡講座』に当てはめるなら、「自我については性悪説」、「神の子については性善説」という言い方ができるかもしれません。そして、このように性悪説と性善説の両面を併せ持つ重層構造の理論により、それが無ければ私たちが殆ど意識できないほど心の奥深くに隠されている罪悪感を明るみに出して、癒すことができる、という仕組みになっています。このように形而上学と心理学が組み合わさった理論に基づく『奇跡講座』は、哲学や思想の分野に関心のある人々にとっては、知的興味だけで読んでみても、なかなかユニークで興味深い思考体系と言えると思います。
けれども、一方では、激しく反発する人々もいます。特に、ニューエイジ系の教えを信じたいのに『奇跡講座』がそれを否定しているように感じる人々からは、時々、批判的または攻撃的な反応が生じることがあり、過去のワークショックでも、ワプニック先生がそれらの人々に対応している場面の録音がいくつも残っています。
そのような場面でのワプニック先生の答えは、常に一貫していました:
ー『奇跡講座』は、その教えが唯一の真理だなどとは主張していないということ。
ー 普遍的な真理は様々な形態の教えとして現れるので、『奇跡講座』は普遍的な真理を表現する一つの形態にすぎない。その形態を学びたくない人は、その人自身が惹かれる別の形態を選べばいいということ。
ー けれども、『奇跡講座』の学びを選んだ人にとっては、理論的一貫性のあるこの教えを希釈したり歪曲したりせずに、与えられている形態の通りに学ぼうとすることが益になるということ。
そして、これは、『奇跡講座』自体が述べていることでもあります。
本書は一つの特別なカリキュラムのためのマニュアルであり、普遍なるコースの特別な形態の一つを教える教師を対象としている。他にも幾千もの形態があり、それらすべてが同じ結果をもたらす。
ー『奇跡講座』教師のためのマニュアル(M-1.4:1-2)
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更に、これまでJACIMに掲載したQ&Aの中で、「ニューエイジ」を含む他の教えとの違いについて言及しているものをいつくか選びましたので、これらも併せて参照してください。
◆ FACIM Q&A23: チャクラ、チャネリング、ニューエイジと、『奇跡講座』の関連性は?
◆ FACIM Q&A21: 『奇跡講座』の「知的」レベルについて
このQ&Aの中には、このテーマに関連する10のQ&Aや解説のリストが含まれています。